SETOUCHI LEMON クラフトジン瀬戸内|檸檬 47度
- mtachibana0
- 2月2日
- 読了時間: 5分
更新日:3月24日

広島県呉市の三宅本店さんの瀬戸内ジン
もともと当店では、先に「甘夏GIN」を試しに入れたのですが、 リピート時に「檸檬GIN」も入れました。
(レモンの商品はとても数が多すぎて、試すにもキリがないので、逆に躊躇するもんです)
正味、果実のレモンを切った時の香りは一つしかありませんが、「レモン味の商品」となるとレモンの香りの手にはいろいろありますよね?(笑)
レモンの香りに限らず、常々思うことなんですが、本当の香りはどれなの?ということです。
私の偏見かもしれませんが、世の中で一般的に「香り」と表現されるものそれは、一般的に人がイメージできる、イメージしやすい香り、であって、本当のものの香りであるとは限らない。レモンを切って直接嗅ぐ、もしくはなにかに直接絞って香るのが本当のレモンの香り。
仮に、レモンを煮詰めてレモンジャムを作ったとして、それはレモンジャムの香りとして、レモンの色や香りは熱が加わったことで変化して別のものです。だいたい煮詰めるとなんでも茶色になったり黒っぽくなったりするでしょ?
けれど、レモンは黄色、いちごは赤色、メロンは緑。
そんな一般的なイメージでものを選びがちで、茶色のものより黄色があざやかな発色で、香りのいい商品(つまりなんらかの着色されたもの、香料が添加されたり調整されたもの)が売れやすいみたい。
もう一ついい例は、ペットボトルのお茶。
ティーパックのお茶は別として、茶葉を買ってきてお茶を淹れた時、ペットボトルのお茶のような色は濃いハッキリした色になりますか?実際は、うっすらとした色づきですよね。
でもペットボトルでお茶を買う時、色がくっきりハッキリしたものを選ぶでしょ?そしてお茶の色は緑。でも本来お茶を淹れると、薄きつね色みたいな感じじゃないですか?
またお茶全体が均一で同じ色なのも、結構不自然なことかな、と思います。急須や、ドリッパーの中でお茶や紅茶、コーヒー、なんだってそうですが淹れた時に、上から下まで同じ色であることってあまりなくて、濃度は不均一なものです。茶葉の近く下の方が濃かったり、上の方が薄かったり。ペットボトルのお茶などは色が均一になるようにPH調整剤などで調整されているのが一般的です。
そりゃ茶色のケーキよりも綺麗な果実色のケーキのほうが心躍るし、お茶だってきれいな緑色の方が美味しそうに感じる。その選択を否定することではありません。
けれど、本来のいい香りや色をできるだけ残そうとしたり、活かそうとしたり、それに近づけようと工夫したり、努力することってあまりクローズアップされにくい箇所かなと思うんです。単に「あぁ…いいレモンの香りがする」と、一言で表現されがち。
なので、あえて私は「それは本当のレモンの香りなの?」と問うてしまいたくなります。ちょっとひねくれてますかね。
あなたの想う香りは、いい意味でも悪い意味でも「人に作られた香りなのよ」と。
そのものの香りだけで済めばラクなのに、売るために、選んでもらうためには「香り」の調整が必要で、一般的な人のイメージに寄せていく作業は、とても難しいことだろうなぁと
想いを馳せます。
話はぐるりと遠回りをしていますが(笑)
今回「 瀬戸内ジン 檸檬 」の香りは、驚くほどクリアな香りです。
レモンの商品は沢山あります。とりわけ柑橘好きな私は、色々なレモン製品に手を伸ばしてきましたけど、ここまでスッキリとナチュラルな香りはあまり他になかったかなという、
驚きに近い印象。「あぁ…いいレモンの香りがする」と、集中してじっくり楽しんでほしいと想う GIN です。
説明するより飲むが易し! ←説明することを放棄した(笑)
是非ご自身で感じてください。
当店では、ぜひ序盤に味わってほしいGINですね。
以下、㈱三宅本店 HPより引用します
Craft Gin Setouchi -Lemon-
クラフトジン瀬戸内|檸檬
「レモンの美味しさがしっかり感じられる味わい」をコンセプトに、フレッシュ感と果汁感が感じられる豊かな香りと味に仕上げています。またレモンと相性の良い緑茶を加えることでジンの味わいをより一層深めました。豊富に含まれた柑橘のオイルによって、ロック・炭酸割りで白く濁ることがあるのも本品ならではの特長です。こだわりの味をぜひお楽しみください。
■度数 47度
■原材料 醸造アルコール(国内製造)、 レモン、ジュニパーベリー、緑茶
受賞歴
フェミナリーズ世界ワインコンクール2022・2023・2024 日本産蒸留酒部門 金賞
東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2022・2023・2024 洋酒部門 金賞(殿堂入り ※3年連続金賞受賞)(特別賞:ベスト・コストパフォーマンス賞 ※2年連続)
第18回ひろしまグッドデザイン賞 奨励賞
クラフトジン瀬戸内|檸檬味へのこだわり
私たちが最も大切にしたのは、「レモンの美味しさがしっかり感じられる味わい」です。
一般にジンの味と言ってもイメージが伝わりにくく親しみを持つ方も限られます。私たちはあえてレモンをキーボタニカルに選ぶことで、初心者の方からヘビーユーザーの方まで誰もが飲みやすいジンであることを目指しました。そしてレモンの美味しさを表現するために試行錯誤を重ね、柑橘の油分を豊富に含ませることでレモンのフレッシュ感・果実感が感じられる豊かな香りと味に仕上げました。
またレモンと相性の良い緑茶を組み合わせることで、ジンの味わいをより一層深めています。
使用する水は呉の銘水『灰ヶ峰伏流水』です。灰ヶ峰は広島県呉市に大きくそびえ立つ標高737mの独立峰です。
灰ヶ峰の地下に流れる伏流水を、自社の井戸で地下60mから汲み上げて使用しています。ほどよくミネラルを含む上質な水は軟水に分類され、口当たりがやわらかくまろやかで飲みやすい特長があります。
これらの素材と要素を活かすことで、「クラフトジン瀬戸内 檸檬」のレモン果皮を感じさせる爽快な香り、ほのかな甘みと苦味がバランス良く調和した絶妙な味わいが誕生しました。
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